Interview職員インタビュー
なぜ公務員になったの?この選択には理由がある
大好きな福井のために
働きたかったから

- 行政
- 農林水産部 福井米戦略課
- 山田 莉子
- 主事
- [令和6年度採用]
職種紹介
様々な部局において、国や市町と連携を図りながら、県政全般に係る政策の企画立案や事業の推進、各種申請の審査、予算執行など、行政運営に係る様々な業務に従事します。
主な配属先
- 本庁
- 各課(室)
- 出先機関
- 県税事務所、健康福祉センター、土木事務所、農林総合事務所、嶺南振興局、県立学校 など
現在の仕事内容は?
福井県が開発したブランド米「いちほまれ」のPR業務を担当しています。
特に印象的だったのは、全国ふるさとフェアでいちほまれの良さを県外の消費者に直接PRした経験です。試食販売を通じて『甘い』『おいしい』というお客様の声を聞き、この魅力をより多くの人に伝えたいと強く思いました。



県職員を志望した理由は?
業務説明会での知事の話を聞いて、公務員のイメージがポジティブなものへ変わりました。
また、ディレクター制度やチャレンジ政策提案、民間派遣など、挑戦できる環境が整っている点に大きな魅力を感じ、県庁を志望しました。
福井県を働く場所として選んだ理由は?
生まれ育ったふるさとの安心感です。福井県庁以外で福井県に就職する考えはありませんでした。福井はいい意味でちょうどいい、私にあっていると思いました。一生懸命働き、休暇は思い切りリラックスできる、ゆっくりと時が流れる福井では、ワークライフバランスが取りやすいと思います。
入庁当時はどんな思いで仕事をしていた?
初めてのことばかりで右も左もわからず、常に緊張していました。しかし、信頼できる上司や同僚、トレーナーさんに質問し、ひとつひとつわからないことを解決していきました。どの先輩も優しく指導してくださるので、入庁してから今日まで楽しく業務に取り組めています。

入庁当時と現在の仕事はどう変わった?
新米が販売され、イベントのための出張や支払い業務が多くなってきました。また、他の課や民間企業と連携して行う業務も増えてきています。課の中だけで完結する仕事は多くはありません。常に相手の立場に立って物事を考え、お互いが共通の目標に向かって気持ちよく仕事ができるように心がけています。
しかし、配属されてしばらく経った今でも、知らないことばかりだなと思います。福井米戦略課は農学職の方が多いので、専門的な話になると、ついていけないことはまだまだありますが、周りの話に耳を傾けたり、回ってくる起案を丁寧に読むことで知識を積み重ねています。
実際に働いてみて感じた入庁前のイメージとの違いは?
仕事に対して熱い気持ちを持った人たちばかりだということに驚きました。先輩方は皆、知識豊富で責任感もあり、常に「現場」の人たちのことを考えています。時々、話が熱くなりすぎることもありますが、それは知識と経験からの熱い思いがあるからだと思っています。
また、デスクワークばかりというわけではないことにも、驚きました。たとえば私はYouTube shortや各種SNSに投稿するため、農業試験場に行きマスコットキャラクターと撮影をしたり、取引先に行き事業の説明をしたり、「いちほまれ」の記事の撮影に立ち合ったりと、様々なところに出かけています。
職場の雰囲気は?
常に会話が飛び交っている職場です。今まで、静かな環境でしか、勉強や作業をしたことがなかったので、正直最初は驚きました。(笑)ですが、この常に飛び交う会話こそ、非常に重要だと感じています。それぞれがどのような業務に従事しているか、仕事に対してどのような意見を持っているかなど、相手を知る、絶好のチャンスになるからです。そのため自分の業務をしながらも、常に周りの声に耳を傾けることを意識しています。今では、仕切りの後ろで行われているヒアリングや会議にも耳を傾けるようになっています。(笑)

県職員の仕事の魅力は?
2〜3年に1回異動があることで、様々な業務を経験できるところです。 観光や福祉、農林水産や環境保護など、県職員の仕事は多岐にわたります。定期的な異動で様々な業務を経験し、県の仕事への理解を深めることができるのはもちろん、知らなかった自分の一面も知ることができます。様々な知見を持つ上司や先輩方、同僚たちとともに福井県の未来を考え、政策を進めていくことは、福井県庁でしかできないことだと思います。
県職員として働いて良かったと感じることは?
働き方が柔軟なところです。テレワークや早出・遅出勤務が可能なので、ライフステージが変わっても、仕事を続けやすいなと思い安心しています。月に2日はテレワークをしようという目標があります。
今後の目標や目指していることは?
自分で考えた企画を事業化することです。これまでの業務を通して、福井米戦略課の一員として業務の流れを理解することができました。「いちほまれ」を開発した研究員、育てている農家の方々、販売している方々のため、福井のブランド米「いちほまれ」の認知度向上に貢献できるよう、先輩方にアドバイスを仰ぎながら、事業を進めていきたいです。まだまだ知らないことばかりですが、日々小さな挑戦を積み重ね、福井県のために貢献していきたいです。

ある一日の流れ
- 8:30
- 登庁、メールチェック
- 10:00
- 12:00
- 15:00
- 17:15
福井県の好きなところは?
食べ物がおいしいところです。海鮮やお肉、お米にお酒、なんでも最高のものがそろっています。また、空気が澄んでいるのできれいな星空も見ることができ、夜空を見上げるたびに癒されています。
