ウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症)
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ウイルス性胃腸炎 とは |
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ロタウイルスやノロウイルス、アデノウイルスなどによる、うつる病気です。突然吐き始め、続いて水のような下痢(レモン色~白色)になります。熱が出ることもあります。だいたい一週間くらいでよくなります。 |
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◆治療
薬も処方されますが、家庭での食事療法が一番大切です。吐き続けるときや脱水が強いときは、点滴や入院が必要になることもあります。
家庭で気をつけること
①吐いたら飲ませない |
吐き気が強いあいだは、しばらくは何も飲ませないほうがよいでしょう。 |
②まずは水分から |
吐き気がおちついてきたら水分を少しずつ飲ませましょう。(アクアライト、ソリタ顆粒、野菜スープ、うすめたリンゴ果汁など) |
③下痢だけになったら |
便の様子をみながら少しずつ消化のよい食べ物を与えていきます。→下痢のときの食べ物 |
◆こんなときは早めに診察を
①病院から戻ってからも吐き続けるとき
②元気がなく、顔色がわるいとき
③唇が乾いて、おしっこが少ないとき |
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◆次に受診するまでに
家庭で飲んだ水分の量、下痢や吐いた回数などをくわしくメモしておきましょう。
参考・引用文献:日本外来小児科学研究会
「お母さんに伝えたい子供の病気ホームケアガイド」
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