下痢のときの食べ物
乳児
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母乳の場合
①下痢のひどいとき
母乳はそのまま続けてかまいません。
授乳を短時間で切りあげて、回数を多く。
②下痢がよくなってきたら
いつものとおり、ほしがるだけ飲ませてください。
ミルクの場合
①下痢のひどいとき
ミルクを少量ずつ、回数を多く、または乳糖を含まないラクトレス、ボンラクトなどの下痢治療乳が指示されます。
②下痢がよくなってきたら
ミルクをもとの量に戻してください。
離乳食を食べていた子の場合
①下痢のひどいとき
母乳、ミルク、下痢治療乳、アクアライト、野菜スープやみそ汁のうわずみ、リンゴのすりおろし汁。
②下痢がよくなってきたら
豆腐、パンがゆ、おかゆ、ベビーせんべい、ウエハース、にんじんやかぼちゃの煮つぶし、煮込みうどん、白身魚の煮付け、など。(ただし便の様子をみながら慎重に)
冷たいもの、油っこいものは避けましょう。 |
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幼児
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水分を十分おぎなう
①水分補給が一番大切です。水分を多く飲むから水っぽい便になるのではありません。下痢で水分が失われるので水分を飲ませる必要があるのです。
②栄養のことはあまり気にしないで、食欲がないときに無理に食べさせる必要はありません。食欲があっても、むしろひかえめにして、腸を休ませてあげましょう。
何を食べるか、便と相談
・便が水のようなときは水分を中心に
・便がドロドロならドロドロの食べ物を
・便がやわらかい程度ならやわらかい食べ物を
<水のような便のとき>
アクアライト、野菜スープ、みそ汁、おもゆ、リンゴのすりおろし
<ドロドロの便のとき>
豆腐、パンがゆ、ベビーせんべい、ウエハース、バナナの裏ごし、にんじんやかぼちゃの煮つぶし
<やわらかい便のとき>
おかゆ、うどん、白身魚の煮付け、卵、とりささ身、野菜の煮付け
冷たいもの、油っこいものは避けましょう。 |
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参考・引用文献:日本外来小児科学研究会
「お母さんに伝えたい子供の病気ホームケアガイド」
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