プロ選手が使用するバットは、0.1ミリの精度が要求され、特に寸法精度の厳しいグリップの部分は0.05ミリの精度で削ることが必要となっています。最近ではコンピューター制御の切削マシンが使用されるようになってきましたが、プロ選手が要望する形状やバランスなどのイメージは機械では作ることができません。そのため、選手と職人の経験やその時の会話から選手が要求するイメージを形にしていくという技術は、今後も不可欠な製法として残っていきます。
プロ野球のトップ選手が使用する木製バットは、そのほとんどが完全別注と言われるカスタム品で、3本のバイト(刃物)だけを使用して手作業で切削して製作しています。
当社には、全国で数人しかいないとされるバット職人が2名在籍しており、年間約130名のプロ選手にバットを供給しています。精度の高いバットを約30分で製品の形状にまで仕上げる技術の習得には約5年が必要であり、若い世代への技術伝承にも取り組んでいます。
〒915-0873 越前市池ノ上町93-7-3
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E-mail ko_yamamoto@zett.co.jp
代表者 | 代表取締役社長 和田 耕一 |
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設立 | 1979年3月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 99名(全社)38名(うち武生工場) |
売上高 | 3億5,000万円 |
主要取引先 | (株)UACJ金属加工、YKKファスニングプロダクツ販売(株)、中日本ジューキ(株)、(株)マークス 他 |
事業内容 |
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連絡担当者/副工場長 山本 浩司