眼鏡部品材料の製造工程である、チタン材料の切削、鍛造技術を基礎技術として蓄積。特に加工が難しいと言われるチタン材料は生体親和性に優れており、当社がもつ異種金属のレーザー接合技術と組み合わせて、医療機器用精密部品として提案、開発、製造しています。これまで培ったものづくりの技術を基に、木管楽器部品やその他の金属加工分野にも挑戦し続け、日々変化する「時代のニーズ」に沿った高付加価値製品の商品化に力を注いでいます。
昨今の医療現場では、手術・検査時の痛みや出血など、患者の体へのダメージをできるだけ少なくする低侵襲医療が急速に普及しています。近年のがん診断では内視鏡検査が一般的で、その際に使用する医療機器が高度化、精密化を極めるなか、当社は、生体親和性に優れたチタン材料の加工技術や異種金属のレーザー接合技術を活かし、医療機器部品として製造、納品しています。医療機器産業で必須となる企業の品質マネジメントシステム(QMS)をいちはやく取得し、低侵襲医療の実現を支えています。
木管楽器部品は繊細な形状によって音質と外観を保持するため、熟練者によるハンドメイド作業での加工が一般的でした。そこで当社は、眼鏡部品の加工で培った鍛造技術を提案し、これまでの熟練作業に比べて、大幅な生産性の向上を実現。さらに、鍛造加工によって金属そのものが硬くなったため、結果として、楽器の音質も良くなり、奏者から高い評価を得るようになりました。現在では、ヤマハ(株)、ミヤザワフルート製造(株)、(株)三響フルート製作所に多数納入しています。
〒916-0057 鯖江市有定町2丁目11-24
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URL https://www.yoshida-i.co.jp
代表者 | 代表取締役社長 吉田 俊一 |
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設立 | 1948年4月 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 84名 |
売上高 | 17億8,400万円 |
主要取引先 | 大手医療機器メーカー、ヤマハ(株)、ミヤザワフルート製造(株)、(株)三響フルート製作所、恵那眼鏡工業(株) |
事業内容 |
精密部品製造 ○眼鏡部品 ○木管楽器部品 ○医療・精密部品 |