① 大出力レーザによる超厚板の高速・高品質・省エネルギー溶接
今までのレーザ溶接加工では、板厚70mmの突合せ溶接は不可能で、一般的には狭開先アーク溶接にて行われていた超厚板溶接を我々は、大出力ファイバーレーザの高密度エネルギー源を活かし、自社開発の大出力用加工ヘッドを組み合わせた加工システムで、板厚70mmのSUS材を毎分2mの高速で表裏の2パスで、高品位な溶接が可能なことを実証しました。
② 低真空下での大出力レーザによる超深溶込み・超高品質溶接
深溶込みを必要とする溶接部位は、一般には電子ビーム溶接が用いられていたが、我々はそれを凌ぐ100mm超の溶込み、同等の高品質溶接を大出力ファイバーレーザの特性と低真空加工システムを組み合わせて、電子ビームほどの高真空を必要としない環境下で可能なことを実証しました。
ファイバーレーザ発振器の高品位なビーム特性を活かした生産プロセスへの展開が進むにつれ、高出力化が必要とされ、ナ・デックスグループは大阪大学接合科学研究所の支援を得て、発振器メーカーのIPGと世界最大出力の100kwファイバーレーザ発振器の導入を計画し、研究開発拠点として本センターを設立しました。
本センターでは、その世界一高密度なエネルギー源を利用したレーザ加工技術の開発・研究と生産システムを構成する加工ヘッド等の機器開発に取り組み、ナ・デックスグループとして大出力レーザ加工の生産プロセス提案、システムインテグレーテーションを行っております。
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URL https://www.nadex-p.jp
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| 代表者 | 代表取締役社長 進藤 大資 |
|---|---|
| 設立 | 1950年 |
| 資本金 | 10億2,800万円 |
| 従業員数 | 835名(連結) |
| 売上高 | 344億3600万円(2024年4月期連結) |
| 主要取引先 | - |
| 事業内容 | ファクトリーオートメーション(溶接設備/組付設備/検査・測定設備/ロボット/各種汎用機)、エレクトロニクス・コンポーネント(電源/スイッチ/ファン/センサ)、スポット溶接ソリューション(溶接制御装置/抵抗スポット溶接/溶接工法)、レーザソリューション(レーザ溶接システム/加工ヘッド/雰囲気制御溶接システム/システムインテグレーション)、ITソリューション(ピッキング/ポカヨケ/生産管理システム)、物流ソリューション(AGV/パレタイズ/デパレタイズ/搬送システム)、電気自動車(EV)充電器(機器選定/設置工事/メンテナンス/補助金申請) |