加えることで、性能を向上させ、新たな機能を付与する日信化学工業の製品。
紙・布・金属・樹脂などの素材に、塗ったり混ぜたりすることで、特徴ある性能を付け加えることができる材料です。
「ソルバイン」は、塩化ビニルの強靭性、耐薬品性と酢酸ビニルの付着性、可塑性を活かしながら、さらに種々の極性基を付与した接着性、溶解性に優れた樹脂です。樹脂フィルムは、無味、無臭で耐水性が良く、吸水率が低いなどの優れた性質を持っています。
当樹脂は、顔料の分散性に優れることから、塗料用バインダーや磁気カード用バインダーに用いられ、特にインキ分野では世界トップシェアを誇ります。
壁紙には表面のツヤ消しのために表面処理が施されています。この表面処理剤には、有機溶剤をベースとした溶剤系表面処理剤と、水をベースとした水系表面処理剤とがありますが、当社ではシックハウス症候群などへの配慮から水系表面処理剤の開発を進めてきました。
当社は、壁紙用表面処理剤の製造において国内シェアナンバーワン(約90%)を誇っています。
塗料やインクなどを基材に塗る際には、塗料やインクが基材上で水滴にならずに均一に広がるように、“濡れ性”を良くする薬品(濡れ剤)を添加しますが、液体に濡れ剤を添加すると液体は泡が立ちやすくなります。泡が立つとムラの原因になるため消泡剤を添加しますが、一般的に消泡剤は濡れ性が悪くなります。
オルフィンはこれらの課題を解決した「泡の立たない濡れ剤」「ハジキ等表面欠陥を起こしにくい消泡剤」として幅広い水系材料に応用されています。溶剤規制や環境対応により水系ニーズが高まる中、この機能が着目され、濡れや泡そして分散の問題を解決するための添加剤として使用されています。
〒915-0802 越前市北府2丁目17-33
TEL. 0778-22-5100
FAX. 0778-24-0657
URL https://www.nissin-chem.co.jp/
E-mail n-takahata@nissin-chem.jp
代表者 | 代表取締役社長 小野 猪智郎 |
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設立 | 1955年3月 |
資本金 | 5億円 |
従業員数 | 252名 |
売上高 | 197億円 |
主要取引先 | 信越化学工業(株)、ダイキン工業(株)、信越ポリマー(株) 他 |
事業内容 |
化学製品の製造・販売 (塩化ビニル系変性樹脂「ソルバイン」
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