伊藤忠商事グループの一員として、アパレル業界の“ものづくり”をトータルでサポートできる。それが、私たち三景のビジネスです。国内最大規模の裏地生産を誇る染色工場を県内に2か所有し国内シェアの60%を占めています。三景の裏地でオリジナル商品第1号となったのが、#1818タフタ『染美人®』です。1988年、自社染色工場の設立とともに開発され、柔らかくてしなやかな風合いと発色性、落ち着いた光沢感が特徴のポリエステルタフタ製の裏地です。『染美人®』は現在も生産されており、これまでの総出荷量は41万km以上。つなぎ合わせると地球10周分、月までも届く長さになります。また、SDGs理念に沿って、環境配慮を意識した商品開発を行うと共に、太陽光発電やリサイクル活動にも積極的に取組む設備投資を継続的に行い、「環境にやさしい企業」への進化を目指しています。
裏地に求められる要求は、「薄くて軽い」「ソフトで丈夫」「伸縮性がある」など、用途や目的に応じてこれらが組み合わされています。また、「抗菌防臭」「吸湿」「撥水」など、機能性に対する要望も多岐にわたります。さらに、表地に合わせて微妙な色の違いに拘ったカラー展開にも柔軟に対応する必要があります。これら様々な商品の生産に対応出来る様に、薄地商品の加工に特化した専用生産ラインを設けており、必要な商品を、必要な時に、必要な量だけ短サイクルで供給できる体制を整えています。商品の種類は300品番以上あり、各品番に最大200色の定番カラーを展開する事で、時代が求めるアパレル・ニーズにお応えする事が出来ます。
従来、ウエストに使われる平ゴムの中折れを防止する為、平ゴムに厚みを持たせたり、風合いを硬くすることで対応していましたが、お客様より「ウエスト部分が硬くなる」、「アタリが出る」等の声が寄せられました。この問題を解決すべく開発した商品がONPシリーズです。この平ゴムは従来品とは比較にならない曲げ反発性を保持しており、幅方向の折れ曲がり防止は勿論、あたりの出難さ、ソフトな風合いを実現させています。現在、ONPシリーズは大手アパレル、ユニフォームメーカーにて採用が進んでいます。
服を建築物で例えると、表地が外壁ならば、芯地は鉄筋コンクリートになります。芯地は外から見えない副資材ですが、服づくりにおいては欠かす事の出来ない大切な役割を担っています。【保型性】表地を補完して美しいシルエットやデザインを保ちます。【成形性】全体や部分的にハリを出したり、構築的なシルエットを作り出したり、形を整えます。【可縫性】芯地を貼ることで縫製がしやすくなります。この様に芯地は、柔らかくてしなやかな素材、厚くて毛足のある素材、薄くて透け感のある素材など多種多様な素材に対応する必要があります。幅広い商品ラインナップを用意している中で、世界最軽量の芯地商品は、世界のトップブランドが認めた当社の技術です。
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(本社)〒135-0062 東京都江東区東雲1-7-12 KDX豊洲グランスクエア6F
| 代表者 | 代表取締役社長 大口 和男 |
|---|---|
| 設立 | 1955年10月 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 1,648名 |
| 売上高 | 360億6,500万円 |
| 主要取引先 | (株)オンワード樫山、伊藤忠商事(株)、(株)ワールド、(株)三陽商会 |
| 事業内容 | 裏地、芯地、ボタン、肩パット、キルト等衣料資材ならびに下げ札、品質表示等のレーベル資材の服飾衣料資材のトータル生産・販売 |