当社は、昭和38年に大阪府寝屋川市で創業、経編の染色加工を開始しました。昭和50年に現在の場所に移転。工場・機械の増設及び従業員も倍増し、中堅企業に発展しました。また、加工する製品も衣料資材のみならず、生活資材・農業資材・工業資材・医療資材と増えていき、設備も起毛機・芯地加工機と多種多様な製品を加工するようになりました。特に、高度な技術を要する薄地の染色加工を得意とし、大手メーカーなど全国に取引先を持っています。創業60年余の実績に基づく提案型開発が事業の核になっています。環境面では、世界で最も厳しい基準の一つである、ブルーサインの認証を受けています。ブルーサインとは、環境・健康・安全の全ての面において、解決策を提供すべく設計された業界標準です。他にも、エコテックス100やISO9001なども取得しており、様々な視点から製造業に携わっています。
20g/㎡以下のニット生地は手で触っただけでキズになる繊細なものです。軽量かつソフトで機能性も高く、トップメーカーのアウトドアウェア裏地など、多くの商品で採用されています。
こうしたニット製品は高度な加工技術を要し、大部分の染色整理加工を当社が手掛けており、超薄地ニット加工といえば当社というイメージを打ち出すことができたと考えています。
当社オリジナルの特殊な超親水化処理により、ポリエステル繊維に耐久性のある防汚性を与えます。その防汚性能で皮脂系の汚れや、食品油(ラー油)などの油脂成分の汚れ脱落性を飛躍的に向上させる事ができ、高い洗濯耐久性も兼ね備える当社のオンリーワン技術です。人間の肌や汗などに含まれる皮脂成分が衣服に付着すると、ワイシャツの首回りや袖口などのように、洗濯しても落ちにくい汚れとなりますが、その汚れの脱落性を向上させることが出来る技術です。
さらに、昨今ではゾンビ臭・戻り臭、と呼ばれる洗濯しても残る不快な臭いが課題とされています。その匂い残りの原因として、残留した皮脂成分が菌の増殖を促すとされています。その皮脂成分の除去効果を高めることで、ゾンビ臭・戻り臭予防へも期待が出来ます。
また、吸水速乾性の向上が見込めますので、スポーツ関連ウエアとの相性も良く、様々な分野への応用が期待出来ます。
一般的な吸水速乾の素材は如何によく水分を吸い込み、早く乾くことをうたい文句にしております。しかし乾くまでは表面が濡れています。アクアホールは吸水面に水分がほぼ残らないので、肌面がべたべたせず、汗をかいてもサラサラです。アクアホールの技術としては、生地全体に吸水処理を施したのち、凹凸のある生地面の凸部先端にのみ撥水加工を施します。そうすることで肌に接する凸部は常に乾いており、汗をかいてもサラサラな快適性を維持します。
〒919-0477 坂井市春江町田端43-15
TEL. 0776-51-2323
FAX. 0776-51-5652
URL https://www.toyo-senko.co.jp/
代表者 | 代表取締役 山本 隆英 |
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設立 | 1963年8月 |
資本金 | 8,000万円 |
従業員数 | 253名 |
売上高 | 30億円 |
主要取引先 | 澤村(株)、東レグループ、旭化成アドバンス(株)、丸紅インテックス(株)など |
事業内容 |
各種繊維製品の染色仕上、整理加工、コーティング加工
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