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COMPANY
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日東シンコー株式会社
NITTO SHINKO CORPORATION

世界シェアNo.1高放熱絶縁材料やハイブリッドカー用のモータ絶縁材料など日東電工グループの電気絶縁材料総合メーカー
※駆動用モータの絶縁紙

当社の製品は、顧客のニーズに基づいた材料設計技術、製造プロセス技術、信頼性評価技術の最適な組み合わせにより、顧客の満足と信頼を獲得しています。 例えば、ハイブリッドカー用絶縁材料である「多層ラミネート材料」は異なる機能を有する高分子材料を接着剤で多層構造のシートにしたものですが、重合などの材料技術を活かした接着剤を用い、工程では独自の専用ラインを立ち上げた製造プロセス技術により高品質の加工品を生産。さらに実車走行を想定した独自の信頼性評価技術を持って、プラスαの機能要求に応えています。 また、放熱絶縁回路材料においては、絶縁層に求められる接着、放熱、電気絶縁機能を発揮させるため、当社では有機材料と放熱性無機材料の高密度充填、分散、薄膜塗工、減圧成形などのプロセス技術を活かした製品づくりを行っており、高い信頼を得ています。


独自の信頼性評価法と専用ラインを確立し、顧客の信頼を獲得
複合電気絶縁材料

二酸化炭素排出削減の一翼を担っているハイブリッドカーや電気自動車には、心臓部であるエンジンに代わる駆動モータと特殊な発電機が搭載されており、その性能を発揮するために高機能な電気絶縁材料が用いられています。
当社は、ハイブリッドカー用のスロット、ウエッジ材用多層ラミネート材を1997年から販売し、数々の車種に搭載の実績があります。

高信頼の「絶縁層」を成形するプロセス技術で省エネ部品に貢献
高放熱絶縁材料

近年の電子機器の小型化・高性能化における課題に「熱対策」があります。より放熱性の高い構成部材が広く用いられるようになってきました。
省エネ効果の大きいエアコンのインバータ化においても、インテリジェント・パワー・モジュール(IPM)構成材料として、当社の高放熱絶縁材料が主要メーカーのエアコンに採用されています。さらに、今後は自動車の電動化に伴い、当製品を応用した新しい放熱絶縁材料の採用拡大を図っていきます。


当社は、これまでに培った「絶縁」技術を発展させ、自動車分野の電動化、省エネルギー技術の革新、再生エネルギーや水素社会の実現、そしてこれからの未来社会に貢献できるよう、社員一同チャレンジしていきます。

COMPANY INFO

日東シンコー株式会社

〒910-0381 坂井市丸岡町舟寄110-1-1
TEL. 0776-66-1360
FAX. 0776-67-2250
URL https://www.nittoshinko.co.jp/

代表者 代表取締役社長 城 勝義
設立 1997年10月
資本金 4億8,250万円
従業員数 478人(2024年12月)
売上高 164億円
主要取引先 日東電工(株) 他
事業内容 ○各種電気絶縁材料の製造、販売

CONTACT

連絡担当者/営業統括部カスタマーサポートセンターグループ長 吉川