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清川メッキ工業株式会社
KIYOKAWA PLATING INDUSTRY CO.,LTD.

自由なる創意の結果が、大いなる未来を拓く

半導体、電子部品、医療部品、機械部品、粉体材料など、各製品の機能性を向上させるのが「めっき」技術です。創業から培っためっき技術は、全国めっき技術コンクールで日本1位の成績を誇る実力。独自開発のナノめっき技術においては、全国発明表彰・発明賞や文部科学大臣表彰・科学技術賞を受賞するなど、技術力を評価いただいています。私たちは世の中に必要とされるめっき技術を開発・提供することで、スマホや自動車、産業機器から医療機器まで幅広い産業に貢献しています。


電子部品/半導体部品の小型化、軽量化、省電力化に貢献する「ナノめっき技術」
ナノ単位(100万分の1ミリレベル)のめっき技術

「ナノめっき技術」により、数十ナノメートル(1ナノメートルは、100万分の1ミリメートル)の厚さでめっき処理が可能。接合面積を減らすことができるため、自動車、スマートフォンなどの電子機器の小型・軽量化に大きく貢献しています。また、原料の削減や省エネ化にも繋がる事から、本技術は、今後のナノレベルの接合めっきテクノロジーを支える技術として、様々な分野で応用が期待されています。


微小・微細化・省スペース化に貢献

携帯電話、スマートフォンむけ大手電子部品メーカーに採用
微小部品や粉体へのめっき技術

当社が世界で初めて電子部品のバレルめっき工法を開発。部品の微小化へのニーズにも対応し、0.2mmサイズの極小電子部品にも均一にめっきすることができます。更には大気中の花粉よりも小さい「数マイクロメートルの粉体」にもめっきが可能です。これら小さいモノへのめっきを可能にした技術革新が、スマホなどの電子機器の高機能化だけでなく、新材料開発にも活用されています。

電池自動車の普及を後押し。自動運転やIoTなどセンサーデバイスにも対応
半導体/MEMSセンサーデバイスへのめっき技術

ハイブリッド車・電気自動車などの電動車に欠かせないパワー半導体へのめっき技術。車載向けに対応した高品質・高信頼性の当社めっき技術採用により、電力変換の効率化や部品の軽量化が可能となり、車の燃費向上に大きく貢献しています。
また、10μmレベルの微細配線や電極を銅めっきで形成する技術や、Φ50×400μm深さのビアへの銅めっき埋め込み技術は、MEMSセンサーデバイスや半導体パッケージなどの高精度製品向けに活用されています。


パワー半導体への無電解ニッケル/金めっき

MEMSコイル向け 微細配線銅めっき

医療業界への参入を果たし、医療機器の進歩に貢献
医療機器部品への撥水めっき技術


生体適合 撥水複合めっき

バイオセンサー金型と電鋳にて製作


難素材チタンへの金・白金めっき

撥水めっき技術とは、Ni-PTFE複合めっきと呼ばれ、Niめっき膜にPTFE微粒子を共析させています。水を弾く機能を持っためっき膜形成技術であるため、当技術を医療機器に用いることで、血液が付きにくく、血液が付着してもすぐ拭き取れる医療機器の提供をサポート。医療現場に大きく貢献しております。


当社は、IS09001、ISO14001を業界に先駆けて取得。2014年度には第5回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞において、中小企業庁長官賞を受賞しました。これからも、他社にないめっき技術で、最先端製品をお客様と共に開発し、社会に貢献していくことを目指しています。

COMPANY INFO

清川メッキ工業株式会社

〒918-8515 福井市和田中1丁目414
TEL. 0776-23-2912
FAX. 0776-21-7402
URL https://www.kiyokawa.co.jp/

代表者 代表取締役社長 清川 肇
設立 1963年3月
資本金 4,000万円
従業員数 380名(グループ全体)
売上高 70億円
主要取引先 大手電子部品メーカー、大手半導体メーカー、医療機器メーカー
事業内容 ○めっき加工
○表面処理

CONTACT

連絡担当者/技術部 課長 児玉 清人