予防接種を受けることができない子ども(接種不適当者)@明らかに発熱のある子ども 接種する時に測った体温が37度5分以上の子どもは接種をやめます。 乳児では37度2,3分ぐらいまでは平熱のことが多いのですが、37度5分以上の熱がある時はその日は中止して連れて行かないようにします。 子どもはあばれたり泣いたり、興奮したりするとすぐに体温が上がります。おとなしくしている時に測ってください。 A重篤な急性疾患にかかている子ども 急性の病気で治療を受けている時は、その病気が治ったと治療している医師が診断するまでは受けられません。急性の病気で薬を飲んでいる時もその日は見合わせます。重い病気もはじめはかぜのような症状です。 ・ポリオの接種は、下痢をしている時、嘔吐している時には治るまで待ちます。 B接種を受けようとするワクチンによって、またはワクチンに含まれている成分でアナフィラキシーを起こしたことのある子ども ・DPT、DT、日本脳炎、ポリオのように複数回接種しなければならないワクチンでは、これらのワクチンを接種してアナフィラキシーのような反応がでた人は、以後このワクチンは受けられません。 ・また、卵、抗生物質(カナマイシン、エリスロマイシンなど)、ゼラチンなどで、アナフィラキシーショックを起こしたことのある子どもも接種を受けることができません。 C子どもには直接関係のない規則ですが、妊娠している人は、生ワクチンの接種は受けられません。 Dその他、@〜C以外にも、医師が不適当と判断した場合は受けることができません。 |