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岡田啓介福井県出身内閣総理大臣就任日
記念日
7月8日(1934年)
県内
[ 福井市 ]
1934年7月8日に福井県初の内閣総理大臣が誕生しました。
1931年の満州事変以来、日本と中国は緊張状態にありました。その中、岡田首相は平和を望み、戦争を回避しようと尽力しました。
1936年の2.26事件で襲撃されましたが、義弟の松尾伝蔵が身代りとなり助かりました。事件後、岡田は首相を辞職しますが、開戦後も諦めず戦争終結のため全精力を傾けたといわれています。
1952年、サンフランシスコ平和条約が発効して米軍による占領が終った年に、戦争の終結を見届けたかのように、静かに生涯を閉じました。 -
弁天祭
伝統行事
7月上旬
美浜町
[ 美浜町久々子佐支神社、宗像神社 ]
地元で「弁天さん」と親しまれている夏祭り。鮮やかなのぼりを立てた船に弁天をのせた神輿を積み、海上を巡行します。
弁天を喜ばせるために船上で男たちが力比べをし、海に落としあうのも見どころの一つ。力負けした方が水しぶきを上げて落水すると見物客から大きな拍手が起こる、夏の海にふさわしい豪快な祭りです。
希少価値の高い伝統食として、古くから食べられているへしこや塩鰤。美浜町では「熟成魚」のブランド化にも取り組んでいます。 -
くずまんじゅう販売
食の風習
7月上旬
小浜市
[ 小浜市 ]
葛でこしあんを包み、平成の名水百選の雲城水で冷やしたくずまんじゅう。
小浜の夏の風物詩です。
見た目にも涼しげな夏にぴったりの凉菓です。 -
半夏生サバ
食の風習
7月上旬
大野市
[ 奥越地域 ]
夏至から数えて11日目に「半夏生サバ」を食べる慣わし。
その由来は、江戸時代に漁村の年貢軽減と農民の栄養補給のため、大野藩主が越前海岸から鯖を取り寄せ食べることを奨励したためといわれています。
大野市内の鮮魚店では、一日中炭火で鯖を焼く香ばしい匂いが漂います。
また、鉄道や自動車が普及する以前から、若狭湾で取れたサバは行商人に担がれて京都まで運ばれました。このため嶺南地方から京都を結ぶ街道は「鯖街道」と呼ばれます。2016年に小浜市では鯖の養殖事業が始められ、「刺し身で味わえるサバ」としてこれからの展開が期待されています。 -
吉川ナス 地理的表示保護制度(G1)登録(2016年)
記念日
7月12日
鯖江市
「吉川ナス」の歴史は1000年以上ともいわれ、昭和初期には関西方面にも出荷されるほど盛んでしたが、栽培が難しく収穫量も少ないため、一時は生産が途絶えかけました。それを受け農家有志らが立ち上がり、2009年12月、農家10人で「鯖江市伝統野菜等栽培研究会」を結成。再興に挑んだ試行錯誤の末、今では年間約18,000個の出荷ができるようになり、伝統を守り続けています。
2016年7月12日に、G1に登録されています。 -
敦賀港開港
記念日
7月13日(1899年)
敦賀市
[ 敦賀市 敦賀港 ]
古来から大陸との交流拠点として、江戸中期以降には北前船の寄港地としても栄えた敦賀港は、1899年7月に開港場に指定されました。1912年には、東京・新橋と敦賀・金ヶ崎間に欧亜国際連絡列車の運行が始まり、シベリア鉄道を利用してヨーロッパ各国へと結ぶ国際交流拠点となりました。
また、ポーランド孤児や、外交官杉原千畝の発給した「命のビザ」を携えたユダヤ人難民を、敦賀市民が温かく迎え入れたエピソードも多く残っていることから「人道の港」とも呼ばれています。
現在では大型クルーズ客船の寄港地として新たな賑わいを見せています。 -
広嶺神社祇園祭
伝統行事
7月中旬
小浜市
[ 小浜市千種 広嶺神社 ]
大人神輿3基と子供神輿1基が集落や地域を巡行します。
500年以上続く祭りとされ、他の祭礼ではあまり見ることのない障子鉾や鎌鉾が特徴。鎌鉾は氏子によって取り合い壊され、取った鎌は玄関先に張り付けたり、神棚にお供えすると「家内安全」、「無病息災」などのご利益があるとされています。 -
金津祭
伝統行事
7月中旬
あわら市
[ あわら市金津 金津神社 ]
金津神社の神輿と6mを超す3基の武者人形山車が金津の街中を練り歩きます。神輿が立ち寄る各地区毎に「本陣飾り物」を飾り、神様をもてなすのが特徴です。
「本陣飾り物」は江戸時代に宿場町金津に来た役人らをもてなすために、町の人々が日用品を使い飾り物を作ったことが始まりといわれています。明治以降に山車巡行と合わさり金津のもてなしの文化を継承しています。 -
越前みなと大花火
地域の催事
7月中旬
越前町
[ 越前町道口 越前漁港広場 ]
越前町で開催される夏祭りで、福井県内で一番最初に開催される夏の花火大会です。
たくさんの花火がわずか30分間の間に打ち上げられる様はまさに港町ならではの大迫力です。 -
ウニ漁の解禁
食の風習
7月21日(~8月中旬)
県内
[ 坂井市三国町 ]
越前海岸では、毎年7月21日の解禁よりお盆までの短い期間、風のない天候の良い日を選んで海女たちが海に入り、素もぐりで「バフンウニ」を採取します。
汐うにとはバフンウニの卵巣を塩漬けにした、日本三大珍味の一つ。美しい海で育つ濃厚なウニを使った三国の名産として、江戸時代より各宮家や他藩への贈り物にされてきました。 -
気比神宮 総参祭
伝統行事
7月22日
敦賀市
[ 敦賀市曙町 気比神宮 ]
総参祭は氣比神宮の御祭神である仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)が、神功皇后(じんぐこうごう)を御祭神とする常宮神社を訪れるという神事です
航海の安全と豊漁を祈願します。 -
虫送り
伝統行事
7月23日
鯖江市
[ 鯖江市莇生田町 町内 ]
毎年7月23日に町内の地蔵堂ほかで行われる地蔵盆と病害虫駆除の祈願が一つになった行事です。夕闇が迫るころ、子供たちは神社境内に集まり礼拝をおこない、その後松明を灯し「松明送れ、こんか虫送れ」という言葉を繰り返しながら町内を練り歩きます。闇に浮かび上がる炎の列はとても幻想的です。
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シテナ踊り
伝統行事
7月23日、8月16日、17日
若狭町
[ 若狭町鳥浜 集落センター、鳥浜貝塚公園 ]
江戸時代の中頃から伝えられている踊りで、昔は一姫神社(現在の賀茂神社に合祀)の例祭日の夜に踊られていた踊りでしたが、現在では愛宕神社祭礼や、灯籠流し・納涼祭、観音堂縁日などで踊られています。
踊り場の中央に縦横一間のやぐらを組み、その周りに輪を作り、音頭にあわせてにぎやかにはやしながら前進後退を繰り返し踊ります。
子孫の繁栄と村の発展を神仏に祈って踊り続けてきたものと考えられています。 -
河濯山祭り
伝統行事
7月30日(~8月1日)
越前市
[ 越前市高瀬 河濯山芳春寺 ]
河濯山芳春寺はすぐそばを川が流れ、古くはこの川で身を清めてお参りしたことから、河濯と呼ばれるようになりました。安産や病気快癒に後利益があるといわれています。
この寺は、府中2代目領主の本田昌長が再興したもので、昌長の法要として、河濯山芳春寺祭礼(河濯山まつり)が毎年開催され、多くの参拝客でにぎわいます。 -
かわそさん(水無月祭)
伝統行事
7月下旬
おおい町
[ おおい町本郷 日枝神社 ]
海の守り神・水無月神社に海上での安全を祈願する伝統行事。この祭りでは2日間かけて、子供神輿と大人御輿が町内を練り歩き、最後に海に入り、海水で神輿を清めて海岸近くの御旅所で1泊します。
現在の神輿は平成になり作られたものですが、大正時代、神輿の製作に家一軒が買えるほどの財を投じたという言い伝えから、地域の人々の祭りへの思いがしのばれます。 -
庚申大祭のこんにゃく
食の風習
7月下旬
小浜市
[ 小浜市小浜飛鳥地区 ]
小浜市飛鳥区の庚申堂で7月下旬の日曜に行われる庚申大祭で、販売されています。
北の方向を向いて無言で食べれば、今夜苦から免れ、一つの願い事だけかなえられると伝えられています。 -
酒生遺跡まつり
地域の催事
7月下旬
福井市
[ 福井市荒木新保町 酒生小学校 ]
縄文時代から奈良時代にかけての遺跡が多く残る酒生地区において、歴史遺産を地区住民が誇りに思い、後世に伝えるため、毎年、地域を挙げて祭りを開催しています。
出店やステージイベントなど、様々な催しが行われます。 -
はるえイッチョライでんすけ祭り
地域の催事
7月下旬
坂井市
[ 坂井市春江町西太郎丸 ハートピア春江噴水広場 ]
「踊りと音楽の祭典」として、でんすけ踊りをはじめ、太鼓の競演、民族舞踊、YOSAKOIイッチョライなどの躍動感あふれるパフォーマンスが繰り広げられます。
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若狭たかはま漁火想
地域の催事
7月下旬
高浜町
[ 高浜町若宮 若宮海水浴場 ]
2003年から開催している、高浜の夏を代表するイベントです。
漁火(いさりび)とは夜間、魚を集めるために漁船でたく火のことで、夜になると水平線に浮かぶ灯は、若狭の夏の風物詩であり、その灯を見た人は、大漁・漁の安全を願っていました。
白砂青松の海岸線のキャンドルや、扇形に広がる水中花火、地元の有志メンバーに夜創作花火「櫓龍」が夏の海を彩ります。 -
北潟祭
伝統行事
7月下旬(7月第4土曜と翌日曜)
あわら市
[ あわら市北潟 安楽寺 ]
あわら市八雲神社の氏子が安楽寺に安置している御輿を担ぎ、1日目は東区を、翌日は西区を巡行して神社に戻ります。
夜には安楽寺境内で北潟古謡どっしゃどっしゃ(県指定無形民俗文化財)などの民謡が踊られます。 -
日野神社の古代神楽
伝統行事
7月下旬(7月下旬の土・日曜)
越前市
[ 越前市中平吹 日野神社 ]
越前富士とも呼ばれ、古くから信仰の山であった日野山。この登山口にある日野神社の例祭である日野山まつりで奉納されています。
氏子の小学生が扮した巫女が太鼓にあわせて舞を披露します。 -
水無月祭
伝統行事
7月下旬(7月最終週末)
美浜町
[ 美浜町早瀬 水無月広場 ]
水月神社の祭神が御神輿に移されるお渡りが行われます。
このお渡りは水無月丸と弁天丸という二艘立ての船で行われ、賑やかなお囃子が奏でられる中、御神輿の乗った船は海上を渡っていきます。
祭りの会場となる浜辺に船は着き、上陸した御神輿は仮の宮に安置されます。
祭の間はこの御神輿を中心に人々が集い、夜店が立ち並び盆踊り大会などが行われます。 -
廣嶺神社の祗園祭り
伝統行事
7月下旬(7月最終土・日曜)
若狭町
[ 若狭町日笠 廣嶺神社 ]
前夜の夜宮には棒振り太鼓や子供太鼓が神社で行われます。また、当日の夕方には、祭典が済むと、神輿が御旅所まで練り歩き、王の舞と獅子舞が奉納されます。
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あさひまつり
地域の催事
7月下旬(~8月上旬)
越前町
[ 越前町西田中 越前町役場前おまつり広場 ]
地域住民総参加による手作りの祭りという考えのもと、長年にわたり続いている祭りです。勇壮なあんどん山車が縦横無尽に町内を駆け巡り、華麗な光と色彩の競演を繰り広げます。
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若狭高浜花火大会
地域の催事
8月1日
高浜町
[ 高浜町 若狭和田ビーチ~城山海水浴場 ]
花火を海上から打ち上げるので、約4kmにもなる砂浜が観客席となり、どこでもゆったり見ることができます。
台船も砂浜から近いので、まるで頭上に花火が落ちてくるような臨場感と、水中花火の音と光の迫力を楽しめます。 -
谷田部ねぎ 味の箱舟認定
食の風習
8月3日(2007年)
小浜市
[ 小浜市谷田部 ]
谷田部ねぎは、根の部分が釣針状に曲がり独特の甘みがあるねぎで、明治期の頃には栽培されていたようです。
普通のねぎとは違い、2度植え替えをするためにまがって生えてきます。
古くから受け継いできたこのねぎは、食の世界遺産と呼ばれる味の箱舟にも認定されています。 -
ふやきのお供え
食の風習
8月7日
坂井市
[ 坂井市春江町中圧地区 ]
焼く「おやき」に対して、蒸すので「ふやき」と呼ばれていて、坂井市春江町中圧地区では七日盆に墓等に供える習慣があります。
もち米粉と小麦粉をこねて作った生地でつぶあんを包み、みょうがの葉でくるんでつくります。
みょうがの葉でくるむことで、香り付けだけでなく、殺菌効果により日持ちをよくするためと、葉の色で賞味期限を判断するための工夫がされています。 -
あわら湯かけ祭り
地域の催事
8月8日(~9日)
あわら市
[ あわら市二面 あわら湯のまち駅前 ]
温泉が「湧く(わ・く)」にちなんで、毎年8月8日、9日にあわら温泉で開催されるお祭りです。
勢いよく駆け回るお御輿にお湯をかける「お湯かけじゃあ!」では、子どもから大人までがびしょ濡れになってお湯を掛け合います。
そのほか、華かな浴衣で踊る「民踊の夕べ」や饅頭・お菓子が飛び交う「まんじゅうまき」などが行われます。 -
池田地西国
伝統行事
8月10日
池田町
[ 池田町三十三番札所 ]
西国三十三ヶ所は、近畿方面にある三十三ヶ所の霊場を巡礼することで、極楽往生できるとされる巡礼行です。
池田地西国は、この西国三十三ヶ所にちなんだ行事で、町内に点在する寺社を巡礼します。 -
ふくい祇園まつり
伝統行事
8月上旬
福井市
[ 福井市西木田 木田神社 ]
祇園祭は、疫病退散・五穀豊穣を願って斎行される行事です。
福井の祇園祭は、1675年に、5代・7代藩主の松平昌親が振興を図って以来、昭和20年代まで行われてきました。一時途絶えていましたが、1995年に再開され、現在まで盛大に開催されています。
当日はご神体を乗せた神輿「御鳳輦」や山車が街中を練り歩きます。
※写真は福井新聞社提供(一部除く)




































