河内川ダム・大津呂ダム

ダムの目的

洪水の調節: 洪水時には洪水調節容量（常時満水位からサーチャージ水位の間の空き容量）を使って水を貯め、下流へは河川が氾濫しない程度の水を流す、自然調節方式を採用しています。
流水の正常な機能の維持: 河川の水が少なくなると、水質が悪くなり、動植物が生息できなくなるため、必要な水を放流し、河川環境を良好に保ちます。河内川ダムおよび大津呂ダムは「選択取水方式」を採用しており、最も適した温度の水を取水し、放流することができます。
各種用水の供給: 河内川ダムの水は、水道用水、農業用水、工業用水に利用されます。
大津呂ダムの水は、水道用水と農業用水に利用されています。

～花はな緑青ろくしょうに輝く明神みょうじん湖こ～

宿場町「熊川宿」のすぐそばにあります！: 国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている、鯖街道沿いの宿場町「熊川宿」から、クルマで5分もかからないアクセスの良さ。熊川宿内に流れる「前川」は、平成名水百選にも選ばれている清流であり、河内川ダムから放流された水が流れています。
ダムからの放流水を利用して発電しています！: 再生可能エネルギーである、小水力発電設備を有しています。発電した電気は電力会社に買い取っていただいています（最大落差約50m、発電最大出力199kW）。
貯水池（明神湖）周辺には、各種レクリエーション広場を計画中です！: 左岸山頂にある展望台、ダムを下流から見上げることができる見学広場、お花見広場、ピクニック広場等、レイク・レクリエーション・エリアとしての整備が進められています。

～うみんぴあ大飯おおいを潤す、滝たき水び千軒せんげんのシンボル～

形式	重力式コンクリートダム	高さ	40.6m
長さ	158.5m	ダム堤体の体積	約7万5千m³

貯水池容量配分図

ダムが折れています！: ダム軸は直線形状とすることが一般的ですが、地質調査の結果より、折り曲げた方が短い距離で岩盤と接合できることが判明し、建設コストが縮減できました。
旧大飯町発祥の地に設置されています！: 大津呂川はかつて「滝水川（たきびがわ）」と呼ばれていました。「滝水川（たきびがわ）」に沿った水辺に集落が形成され、賑わいを見せていた地です。この集落は「滝水千軒（たきびせんげん）」と呼ばれ、（旧）大飯町（本郷八ヶ村）の起源といわれています。
アクセス道路にゲートが設置してあります！: 大津呂ダムは人家に非常に近いため、シカ、イノシシ等の獣害から農作物を守るためのゲートが設置されています。鍵はかかっていませんので自由に出入りできますが、通った後は、農家の皆様のために、必ず閉めてください。
ウォーターフロント「うみんぴあ大飯」から近い！: 海を埋め立ててつくられた「うみんぴあ大飯」は、道の駅、ホテル、マリーナ、ショッピング等、さまざまな施設が集まっている複合レジャー空間です。大津呂ダムまでは、クルマで約10分。海から、こんなに近いダムは滅多にお目にかかれません。

所在地	〒917-0241 福井県小浜市遠敷1丁目101番地
アクセス	JR小浜駅より車で10分 JR東小浜駅より徒歩3分舞鶴若狭自動車道小浜ICより車で5分
ダムカード配布大津呂ダムのみ配布	4月～11月：水曜日のみ 12月～3月：毎日 8:30～17:15
問合せ先電話番号	0770-56-0970

所在地	〒919-1532 福井県三方上中郡若狭町熊川71-4-1
電話番号	0770-62-2081
アクセス	JR上中駅より車で10分 JR近江今津駅より車で20分舞鶴若狭自動車道若狭上中ICより車で20分
休館日	なし
ダムカード配布	9:00～16:00
見学可能時期	通年
受入対象	団体（5～20名）
所要時間	30分
料金	無料
職員による案内の有無	案内あり（平日のみ）
申込方法	事前申込（2週間前まで）
問合せ先電話番号	0770-56-0970（河内川・大津呂ダム統合管理事務所）

所在地	〒919-2111 大飯郡おおい町本郷162-1-18
電話番号	0770-77-1009
アクセス	JR若狭本郷駅より車で5分舞鶴若狭自動車道大飯高浜ICより車で10分舞鶴若狭自動車道小浜西ICより車で10分 ※大型バス進入不可
休館日	毎週水曜日、12月～3月
ダムカード配布	4月～11月：水曜日を除く毎日 12月～3月：閉館 8:30～17:15
見学可能時期	4～11月
受入対象	団体（5～20名）
所要時間	20分
料金	無料
職員による案内の有無	案内あり（平日のみ）
申込方法	事前申込（2週間前まで）
問合せ先電話番号	0770-56-0970（河内川・大津呂ダム統合管理事務所）