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平成29年2月定例会 予算決算特別委員会

○実施日

 平成29年3月9日(木)、10日(金)

○委員会の概要

大型施設整備事業の是非
  第1号議案平成29年度福井県一般会計予算について、大型施設整備事業が数多く盛り込まれていることを受け、事業の是非や進め方について議論が集中した。
  第2恐竜博物館、一乗谷朝倉氏遺跡博物館、年縞研究展示施設の完成までの予算総額や中期的な費用対効果の分析等についてただしたほか、委員から、「県民不在のまま箱物が整備されていくことに危機感を感じる。第2恐竜博物館は、基本構想を示し、議会の承認を受けるまで、事業を進めることのないよう強く求める。大型施設整備については、維持管理費や投資効果、中長期財政見通しが示されなければ、議会として是非を判断できない」との意見が述べられた。
  これらの審査経過を踏まえ、第1号議案に対し、「第2恐竜博物館整備検討事業については、今年度策定予定の基本構想がいまだ議会に示されていないため、新年度予算の議論ができない状態である。まずは現在の恐竜博物館との関係性を整理のうえ、その必要性をはじめ、基本理念や機能、整備・運営の手法、立地場所等について、さらに検討を深めることとし、予算の執行に当たっては予算決算特別委員会の了承を得ること。日本最大の戦国城下町「一乗谷ミュージアム」化推進事業については、維持管理費を抑制し、費用対効果を十分に考慮して予算執行に当たることとし、その結果については速やかに議会に説明すること。これらの事業は、その建設や維持管理による負担が今後の財政運営や県民生活に影響を及ぼすことが懸念されることから、大型施設整備事業を進めるに当たっては、早期にその収支見通しを明示すること。」とする附帯決議を可決した。

観光行政
  観光営業部の創設以来の成果や、予算に対する費用対効果をただしたのに対し、費用対効果については、「観光産業は様々な業種に関連する裾野の広い産業であるため、経済効果は観光消費額のみならず、生産波及効果や雇用創出効果など多様であり、効果全体の把握は困難」との見解が示された。
  さらに、議論の前提となる観光消費額等のデータの見直しや観光地の定義づけが不十分であるとの指摘や、自然、文化等の観光資源を守るための投資が必要であるとの意見、観光の目的は地域の活性化であるはずだが、これまでの政策は地域への経済波及効果が見られず、手段が目的化していると危惧するとの意見が述べられた。
  このほか、近県との広域連携事業の展開や外国人観光客の誘致等について、理事者の見解と対応をただした。

原子力政策
  「もんじゅ」の廃炉をめぐり、運営体制や今後の高速炉開発について、国にどのような提言、要望を行うのかただしたのに対し、「継続的、長期的に安全な保守管理のため、現在の原子力機構の体制の延長ではなく、政府が一体となった指導・監督、電力事業者・メーカーとの協力による現場の運営体制の強化が必要である。高速炉開発については、研究開発における「もんじゅ」の活用方針を実現する手段、時期を明確にし、核燃料サイクルについて国民、県民へ丁寧に説明するよう求めていく」との見解と対応が示された。
  また、原子力広報については、県としての活動を強化すべきとの意見が、さらに、原子力災害に備えた安定ヨウ素剤の配布については、地域の要望に積極的に応えることが防災意識の向上につながるとの意見が述べられた。

教育行政
  英語教育について、英検3級以上の取得者に対する県立高校入試における加点の導入は、格差の拡大につながるのではないかとただしたのに対し、「受験料を支援するとともに、学校で2級、準2級を取れるような仕掛けを作りながら、力のある子供たちに育てていきたい」との見解と対応が示された。さらに委員からは、英検の受験について公平性が担保されるよう配慮すべきとの要望が述べられた。
  このほか、社会教育の推進体制の充実、教員の長時間勤務の是正、学校給食の無償化について、理事者の見解と対応をただした。

その他
  北陸新幹線京都・新大阪間のルートへの意見表明、福井国体・障スポに向けた機運醸成、ふるさと納税制度の改定、並行在来線の需要予測における課題、ステップアップ・ファンド創設事業のあり方、農林水産品の輸出拡大など広範多岐にわたる論及があり、それぞれ理事者の見解と対応をただした。 

 県立恐竜博物館の写真
県立恐竜博物館